気づきの瞬間をデザインするPOME。

気づきの瞬間をデザインするPOME。

人は、

いきなり商品を探しません。

まず、

「あれ?」

という瞬間があります。

まだ調べていない。

まだ比較もしていない。

でも、

なにかが、少しだけ引っかかる。

それが、

POME(Point Of Market Entry)と呼ばれるものです。

市場に入る前の、

入口の気配。

たとえば、

葬儀社の例。

親の体調を、

少し気にしはじめた。

病院で、

余命の話が出た。

まだサービスを探してはいない。

でも、

現実が、少しだけ立ち上がる。

この「まだ探していないけど、もう無関係ではない」

という瞬間。

ここに、

入口があります。

マーケティングは、

比較から始まるわけではありません。

検索からでもありません。

もっと手前。

もっと静かなところ。

「もしかして、関係あるかもしれない」

その、

気づきの瞬間から始まります。

もし、この入口がなければ、

人はカテゴリにすら入ってきません。

どんなにいい商品でも、

比較されなければ、

存在しないのと同じ。

だからPOMEは、

マーケティングの起点です。

POMEの設計は、

人を引きずり込むことではありません。

無理に欲しくさせることでもない。

まだ気づいていない人の、

手のひらに、

そっと、

入口を置く。

それだけなのです。